第793回
ワインの諸々 77
チップではなくサービス料が含入済みには疑問
シリーズである「ワイン」とはちょっと離れた内容ですが
お許し下さい。
若い頃というか、海外旅行や出張に初心者だった頃
(今でも慣れていませんけど)、
飲食店やホテルでのサービスの代価として支払う
「チップ」というものに苦労しました。
出来れば支出は最小限にしたい、
しかし、日本以外では
サービスに対して支払額で感謝の意を示さなければならず、
それだけで生計を立てている人も入ると教わったからです。
最初の頃は多めに、
ちょっと慣れてくると少なめになっていったと記憶していますが、
日本人は多く払いすぎると言われているようですが、
実際はどうなんでしょうか。
私がちらっと覗き見た範囲では、
欧米人の方が太っ腹に
かなりの額を張り込んでいたと記憶しています。
さてそのサービスに対するチップ。
カードを持っていない昔は、まず要求額を現金で支払ってから、
チップに値するものを、机上に置いていたと記憶しています。
たしかカードが普及してきても、
チップは現金で置いていた時期もあったと思うのですが、
次にでたのがホテルでのルームチャージのように、
自分でチップの額を書き込むシステム。
机上に現金を置く場合は逃げ切りと言うか
その場を立ってから彼らはチップの額に気がつきますが、
このシステムではメートルに支払額がすぐわかってしまうから
プレッシャーになりました。
でも、最近はいつのまにか日本と同じシステムで、
一律に10%とか加算されて請求するところが多くなってきました。
いちいち額に頭を悩ます事はなくなりましたが、
よいサービス、わるいサービスに関係なく請求されるのは
ちょっと疑問であります。
合理的といえばそれまでですが、なにか押し付けられるようで、
友里は面白くありません。
あくまで受けたサービスに対する代価として、
決定権は客側に残す、
つまり集計の際、サービス料のパーセンテージは客側に委ねる、
というシステムはどうでしょうか。
昔、全支払額を
客に決めさせるといった店があると聞いた事がありますが、
そんな無茶ではなく、
サービス料の割合くらい
客に決めさせても良いではないかと考えます。
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