| 第747回居酒屋としてはちと高すぎる、たらふくまんま 2
 
 料理は単品もあります。しかし、鮪や鯛など
 食材ごとに色々な調理法を記述しているページと、
 肉、野菜、サラダなど
 料理別に色々な食材がリストアップするページがあるなど、
 種類がかなり多くしかも価格が明確でないので、
 ほとんどの客はコースに追い込まれてしまいます。
 この日の2万円コースは、シシャモや牡蠣など居酒屋的な突き出しが5皿の後、
 秋田のフグ刺し、アラ(クエ)の炙りに
 甲箱蟹(ズワイのメス)など季節の食材が続きます。
 秋田で獲れるフグなど知らなかったのですが、
 この店のウリであるアラも悪くはありません。
 しかし二人で1杯の甲箱蟹の甲羅を
 男性同士が箸でつついて食べあうのは気持ち悪い。
 オスと違って安いのですから、二杯用意するべきでしょう。
 大間の本鮪のトロカツ、中身は半生でしたがわざわざ近海鮪のトロをこの調理で出す必要があるのかどうか。
 アラの熱々椀、味が濃すぎるアラの西京焼きなどアラづくしが続き、
 最後の〆がアラ炊きで支払いは一人2万5千円。
 お腹は充分一杯になり、アラを堪能できましたが、
 この店構えではあまりに高い。
 食材は思ったより良かっただけに、
 雰囲気を含めたトータルCPが悪いのが残念です。
 <結論>高額居酒屋といってもあまりに高い。
 質を落とさずお酒をいれて1万5千円くらいで終われば、
 かなり満足する料理なので残念です。
 昼は4千円弱のワンプレートランチで、
 同じフロアの他店と比べてお得な気がしますが、
 客が入っていないのは、女性客が入りにくい店構えだからでしょう。
 (現在ランチ営業はしていません)
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