| 第413回他店へ2回行ったほうがよい、バードランド 1
 
 最近でもこの店独特の予約方式は変わっていないのではないでしょうか。
 カウンターに座りたいならば、
 当日の正午からでないと予約を受け付けません。
 つまり、前々から連れ合いと予定していても、
 当日の昼になるまで入店できるかわからないのです。
 不便なシステムですが、以前は17:30と19:30の完全入れ替え制といった
 より傲慢なものでした。
 現在は19:30までならば開店時刻から
 客の好きな時刻に指定できるシステムに変更されています。
 店側の強気の姿勢が
 かえって一般客を煽ってしまっているようです。
 高等な営業戦略と判断しました。
 ネットでは、
 都心に移転してきてから味が落ちたとの意見も多いようですが、
 友里に言わせていただければ
 それは理論的には当たり前なことと考えます。
 オーダー面でも、店側に都合の良い縛りがあります。予約客は、6000円か8000円のコースを必ず頼まなければなりません。
 メニューには各串のアラカルトがあるのですが・・・。
 よって最初から
 客単価は1万円前後が計算できてしまうのです。
 ただし、8000円コースには巷で評判の、あのロブションも絶賛したと言う「レバーのパテ」、
 そのほか評判の「鳥刺し」、「焼チーズ」、
 「親子丼」、「プリン」などが網羅されています。
 量が足りなければ単品を追加すればよい訳で、
 初回から店のスペシャリテが経験できます。
 「親子丼」や「プリン」は隠れメニューと聞いていたのですが、
 立派な表の戦力になっていました。
 <明日に続く> |