人生を楽しみ、豊かにすごすために

第45回
華僑大富豪に信頼を受けた必勝のアポ取得法!

前号で、華僑ビジネスマンが
大手日本企業のトップとは会いたくない!
という悲鳴について、書かせてもらいました。

実は私は、そうした日本企業のマイナスポイントを
逆手にとった営業をしていたのです。

華僑大富豪が一番喜ぶのは、「儲け話」です。

1997−1999年当時、日本は不況のどん底で、
不良債権がらみの不動産、
M&Aで信じられないような安い価格で
投資が可能であったにも関わらず、
日本は総悲観ムード一色で企業・投資家も資金力がなく、
安値で放置されていました。

華僑大富豪の投資の真髄は
「安く買って高く売る」
「センチメントが総悲観の時が一番の買場」
です。

ということで私は、
とびっきり安い不動産への投資話を
いつも投資家グループに持ち込んでいました。

コツは、
「世間話は一切せず、いきなり用件から入ること」
「相手が興味がなさそうだと判断したら、5分で退出する」
事でした。

相手は超多忙な投資家・ビジネスマンであり、
磨き上げた投資センスを持っている人たちです。
常に投資話が持ち込まれ、
瞬時に投資の良し悪しを判断できる人たちです。

しばらくすると、
「高橋さんは何時も儲け話を持ってきてくれるし、
無駄話もしないし、無駄な時間を割かれることもない」
と、良印象を持ってもらえるようになりました。

又、紹介した案件は日本でもとびきりの案件なので、
すぐ買い手がつくケースが多く、
「高橋さんの案件はすぐ結論を出さないと、すぐ無くなってしまう」
と勝手に感じてもらえるようにもなったのです。

相手の立場に立って、
「相手に無駄な時間を使わせず、儲け話を持っていく」
これが、私が大富豪華僑達から信頼を得た秘訣の一つです。


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2007年3月5日(月)

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