第42回
かわいそうな香港・上海・ベトナム男性

駐在員時代を過ごした香港、
中国不動産投資のコンサルティング事業を立ち上げた上海、
２年前から調査を初め、
本格的にベトナム不動産投資を開始したベトナム。

私は基本的に好奇心が強いほうで、
住めば都と、どこでも行ったところが好きになるほうなので、
３つの都市は大好きです。

最近は、ベトナム事業の立ち上げで、毎月ベトナムに行っており、
１年半の間に通産18回ベトナムに行ったことになります。

ビジネス面ではこの３都市とも急成長していて、
景気も絶好調であり、そういう場所を追って仕事をしているので、
常にエキサイティングな仕事が出来る上に、
応分なリターンも得ることができるので、
恵まれた環境で仕事をさせてもらっていると感じます。

別の意味でこの３都市に共通している点といえば、
女性が強いということがありますね。

香港女性の強さは前号で書きましたが、
上海の女性も中国の中ではきついと有名です。
会社の上海人の男性社員を見ていると、
本当に同情せざるを得ません。
仕事に出て稼いでくるのは当然として、
炊事・洗濯・子供の送り迎えなど
あらゆる家事は男性がやらなくてはならない上に、
結婚前にマンションの一つも持っていないようでは、
お嫁さんに来てもらえないそうです。
上海人の男性同士でぼやきあっている姿をよく見かけます。

私の長女には、
上海人と結婚したら幸せだよと、
最近冗談半分、本気半分で言っているくらいです。

ベトナム人社員の場合、
ガールフレンドから30分おきに携帯に電話がかかってきます。
特に用事があるわけではないらしく、
「どこにいるの？」「何してるの？」
「スーパーにいるけど、何食べたい？」
と、どうでもいい内容なのだそうですが、きちんと対応しないと、
すぐふられてしまうそうです。

日本では30分おきに電話したら、
ストーカーと間違えられますよね。

私の場合日本人の奥さんからは
めったに電話がかかってくることはありませんが、
これって幸せなのか、愛されてないのか、
どちらでしょうかね？