第28回
900億の売り上げを達成したマーケティングの真髄は、
華僑方式 + 米国流 + 関西商法
前回ご紹介した私の友人(仮にS氏としておきましょう)は、
京都大学法学部卒で
アメリカのコンサルティング会社に出向、台湾に語学留学と、
英語・中国語を自由に使いこなす国際派ですが、
風貌は、髪の薄いデブのおじさん(ゴメン)で、
日本語はもろ関西弁と、とてもエリートには見えません。
日常生活も地味でいつも私と安い居酒屋に行って、
くだを巻いているのですが、
実はかれは大阪のキャバレー王のお孫さんで、
お父さんも心斎橋に何頭もオフィスビルを持つ
大金持ちのファミリーの一員です。
徹底的な関西商人魂は、
きっとキャバレー王で、
「ヒルサロ」を生み出したおじいさん譲りなのでしょう。
そんな彼が、京都大学法学部卒というインテリジェンスを身につけ、
アメリカのコンサルティング会社に出向して身に付けた英語力、
台湾師範大学に留学してマスターした中国語、
香港勤務をとおして、
ユダヤ人・華僑と商売して身に付けた華僑商法と人脈。
こうしたキャリアが
彼のビジネスの基本になっているのは間違いありません。
900億という驚くべき営業数字を、
ほとんどたった一人で成し遂げた方法とは、
マーケティング理論の最先端を行くアメリカの手法と、
彼が自ら作り上げた「集団感染方式」理論の合体で、
チラシ・DM・テレコールから実際の営業方法まで、
単なる彼の思いつきではなく、
徹底的な実験(トライアンドエラー)で導き出した
実際の結果によるものです。
この方法は、消費者を対象に営業をしている個人・会社にも
今すぐでも取り入ることができます。
現在彼は、ある会社でマーケティングコンサルタントとして
100人の営業を抱える舞台でこの方法を実証しようとしています。
結果が出てきたらまた皆さんにもご紹介できるかもしれません。
この驚くべき実績を達成したマーケティング理論を、
ぱる出版より16日に
「客が客を呼ぶ集団感染のスゴイ仕掛け―
ゼロから売上900億円つくった私の方法論」という題名で、
出版しました。
私も友人としてこの本を出版するに当たり、色々サポートしたので、
是非皆さんにも一読いただければと思い、
ご紹介させていただきます。
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