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第14回
究極の節税は、税率の低い国に居住地を移すこと(1)

現在日本の個人の税(所得税・住民税・消費税等)と
社会保険料の両方の平均の国民負担率は
約40%程度と言われています。
要するに個人の収入の40%が引き去られ、
手取りで実際に使えるお金が60%しかない状況ということです。
今後、膨大で増え続ける
国債・年金等の問題を解決するには、
消費税が現在の5%から15%以上に
近い将来引き上げられる事は間違いありませんから、
そうなると我々の収入に対する手取りは
50%になってしまいます。
収入の半分しか手元に残らない時代が
すぐそこまで来ようとしているのです。

華僑の投資家の資金運用を見ていて本当に感心するのは、
徹底的に節税方法を研究してから
投資・ビジネスを始める投資金銭哲学と、
一旦手にした資金は
税金のかからないオフショアーで運用していることです。

日本の居住者は、
税制上世界中の収入を全て日本で申告して
納税しなければいけないことになっていますから、
華僑のようにオフショアーで余裕資金を運用しても
その収入は原則日本で課税されるのです。

そこで、究極の節税方法はやはり、
税率の低い国・もしくは全くかからない(地域)に居住地を移すか、
税制上どこの居住者にもならない様に旅行を続ける
PT(パーマネントトラベラー)になる事でしょう。
税法上、日本人であっても日本の居住者でなくなれば、
日本以外からの収入は日本で納税する必要がなくなります。

<つづく>


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2006年12月20日(水)

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