上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第12回
「中国株、秋 冬の陣」

「10月1日 利上げ説に惑わされるな」
第2回のコラムで申し上げました。

中国株調整局面の中で
「中国の金融引締め政策は買いチャンス!」
と一貫して主張してきました。
多くの方に私の夢(今年の予想)を
お話させていただきました。

私の夢は次の通りです。
10月1日(国慶節休暇)が終わると
中国の株式市場はガラリと変わる。
そして株価は年初の高値を目指して上昇する。
H株指数は長い長い揉み合いから
4.400ポイントを大きく上離れて、
4.880ポイントを目指す動きとなり、
その後は5.000ポイントをうかがうようになる。
と、簡単に言えば上記のような予想です。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ですが、
H株指数はテクニカル面でも4.880ポイントは
おかしくないと判断します。
既に4.800ポイントをつけていますが。

また、「中国株は国策・政策で大きく動く」と
申し上げてきましたが、10月6日付の
サウスチャイナ・モーニング・ポストには
次のような記事が掲載されていました。

「現在のマクロ政策(金融引締め)は
 段階的に廃止していく。」
今回の金融引締めは良いほうに向かっている。
現在の政策をさらに厳しくしていくことは
来年の景気減速につながる恐れもある。
早ければ今月末か来月初めに
政策の調節(金融緩和)を行う。(要約)
(ただし、この記事は政府筋の情報ということで
 公式の発表ではありません)

原油高が世界経済に不安を落としています。
中国も然りです。
中国株がこれから一本調子で上昇するとは
思えませんが、少なくとも第2のSRAS(金融引締め)
不安が遠退きつつあります。

これからは「下げたら買い、上げても買い」
の強気で、秋・冬の陣に
備えてみませんか。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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