「骨董ハンター南方見聞録」の島津法樹さんの
道楽と趣味をかねた骨董蒐集の手のうち
第170回
日本美術と聞くと「茶の湯の道具」が思い浮かぶ。 茶道は古くから我国美術界での大きな分野を占めている。 建築・庭園・書画・陶器・木工etc. しかしこれらの作品は用いると言うコンセプトで統一されている。 だから茶人はどんな良いものでも、 用いることが出来なければ触ろうともしない。 作品を薦める時など、時代や希少性、美しさなどより、 「使えますよ」の一言が大切だ。 僕はその後に様々な説明を付け加える。 そんな風だから一つ面白い話を披露しよう。 香港で小さな褐色の小壷を見つけた。 ホクホクした気持ちで日本に戻り店で荷を解いていると、 「幾らだ?」と言うから思いっきり高い値段を言おうと思ったが、 |
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