「骨董ハンター南方見聞録」の島津法樹さんの
道楽と趣味をかねた骨董蒐集の手のうち
第158回
香港ハリウッドロードの両側には、 大小の骨董屋がひしめいている。 通りに面した高級店には数千万もする殷、周の銅器や、 唐三彩の馬や駱駝も置いてある。 スポットを浴びて浮かび上がる品々は チョッとした美術館のものより上かもしれない。 そして店内にはここを訪れた著名な政治家や、 財界人の写真が飾ってあったりする。 そんな高級店で仕入をしていては僕の商売は成り立たない。 昨今、この業界もかなり厳しい。 デフレが続き海外高、日本安の状態になっているからだ。 しかし、物価の高い香港での仕入でも、 大陸から直接運んでくるような店で買い付けをやると、 それなりに値打ちモノに出会うことがある。 今日もそんな店の一軒に入った。 「何か良いものないの?」と言うと、 「幾ら?」と聞くとアメリカドルで9000ドルだと言う。 いつもは思い切り値引きしてくれるのに、 ※マカオはカジノビジネスが1年で約50億米ドルといわれている。 |
←前回記事へ | 2005年8月17日(水) | 次回記事へ→ |
過去記事へ | ![]() ホーム |
最新記事へ |