ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第305回
知恵がつくと縁が開ける!

≪希望をもつと知恵が身につく。
知恵がつくと縁が開ける。
そうやって10年すごしてきました≫・・・と題する
僕の闘病インタビュー記事の抜粋紹介の続きです。

掲載されたのは、50代の生き方雑誌「いきいき」()の
別冊付録「ふくふく」10月号です。
前号では、僕の唱える、スローヘルス式の
生命力向上法の3原則のうち
≪温和力≫≪排毒力≫が紹介されましたが、
こんどは≪希望力≫の特集です。

               *

人は生きる希望をもつことで知恵がつき、
知恵がつくことで
運がまわってくると言います。(略)

がんを告知されてパニックにならない人はいないと思います。
今でこそ客観的にがんの話をしていますが、
私自身10年前に食道がんを告知されたときは、
ものすごいショックを受けました。
すでに食べたものが喉を通らなかったため、
覚悟はしていたものの実際に告知されると、
目の前が真っ暗になるものです。
主治医はもちろん手術をすすめ、
「2週間後にはゴルフもできるようになりますよ」
と楽天的でした。

しかし、実際に食道がんの手術の成功率は約20%。
インターネットで調べれば調べるほど、
難しい手術であることがわかってきたのですが、
治療法に疑問を抱いても、
医師が決めるルールに従わなくてはいけない。
そんな空気が病院内には流れていて、
そのなかで自分の考えを主張するのは
相当勇気のいることでした。(略)

がんはすぐに死ぬ病気ではありません。
病院の先生が例え「余命1年」といっても、
病院での治療の手立てがなくなりましたということ。
あなたの人生が決まったわけではないのです。
まず1年生きる。そんな目標をたててみてください。
そうすれば、「東京の先生に診てもらおう」とか
「この健康食品を試してみよう」という知恵がわいてきます。
そのために新幹線も飛行機もあるわけです。
仕事でも失敗したら別の手立てを考えますよね。
それと同じ。人間は知恵によって生きていくわけで、
切羽詰まっていればいるほど、
いろいろと知恵はわいてくるものです。

               *

以下、次回に続きます。


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2009年9月17日(木)

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