第284回
≪放射線療法≫にもいろいろある
僕の薬食同源療法に関する患者さんからの
質問メールの話の続きです。
以下、いろいろな代替療法を併用して、
治療の工夫をされている方々にも、
なにがしかの参考になるのではないかと思いますので、
Q&Aメールを抜粋、要約して紹介したいと思います。
Q=
初めのころ、天仙液を
どの位の量から飲み始めたでしょうか?
A=
始めたころは、天仙液30〜40cc/日位で飲用していました。
いまは体調が落ち着いているので、日に20cc(1本)です。
ただし漢方薬の服用については、
体質・症状などの個人差がありますから
全ての方が同じ分量でよいとは限りません。
詳しくは、漢方情報や健康情報に詳しい
≪健康養生塾≫などのサイト(※1)に
問い合わせた上で、検討してみてください。
Q=
天仙液の試供品を試したのですが、
特有の匂いと味がしますが、
飲むときにどのような工夫をされていますか?
A=
僕は飲みにくいとは感じませんでしたが、
ストローを使って飲むと、匂いが気になることもあるので
たいていは、瓶から一気に飲むようにしています。
天仙液に限らず、漢方薬には独特の匂いがあります。
個人差があると思います。
Q=
化学的な治療と天仙液を併用したのですか?
A=
入院中に放射線と抗ガン剤を受け、
主治医には内緒で、天仙液を併用しました。
詳しくは拙著「ガンを切らずに10年延命」を
再読してみてください。
一口に、病院でも食道ガンの放射線治療といっても、
いろいろあります。
僕は、食道ガンの惨い手術は避けて、
受けた放射線治療は、
ライナックによる体外からの照射でしたが、
退院後に、もう1つ、
ラルストロンによる食道腔内照射の放射線治療も受けています。
これは、効果が高いと思いますが、
喉から食道腔内にアプリケイトと呼ばれる長い装着管を挿入し、
放射線を患部に直射するものです。
喉から40センチもある硬い管を差し込まれる治療でしたから、
これまた想像を絶するつらい治療でした。
さらに、その後、放射線による≪被爆帯≫が背中に出て、
こうした副作用にも嫌気がさし、
もっぱら漢方医学を中心とした
「薬草・薬食療法=薬食同源療法」を
在宅療法として取り入れたことになります。
※1 http://www.kenko-yojo.com/kouenkai-osirase.htm
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