国際結婚してフランスの田舎に住んで

パリだけがフランスではありません

第151回
またお会いする日まで

Bonne Annee 2006

明けましておめでとうございます。
昨年1年間、
フランスの田舎からのつたない便りにお付き合いくださり、
読者の皆様、本当にありがとうございました。
また、このようなちょっぴり苦しくも、とても楽しく
めったにないチャンスを与えてくださった
邱永漢先生には心からの感謝をお伝えしたいと思います。
そしていつもギリギリで飛び込む原稿をフォローして下さった
HiQ編集部の安念さん、ありがとうございました。

新しい年の、新しい1日の始まりのとき、
また私たちも新しい一歩を踏み出します。

2006年2月初旬、それも旧暦では新年に、
セネの家を売る正式契約と
ギヤックの新しい家を買う正式契約のサインをします。
どちらも最終で、お金の支払いも同時に終り、いよいよ引越しです。

一応想像はしていますが、
実際にどんな生活になるのか
まったく未知というのが正直なところです。

家は今のほぼ倍の広さになります。
半分はまったく手つかず。
もう半分はすぐに快適に暮せそうですが、
私たちの趣味とはまったく違うテイストです。
庭も含め、それらを少しずつ自分たちの思うように作り上げるには、
またそれなりの年月がかかるでしょう。
それでもこうした広い家と土地を選んだのは、
近い将来(といっても最低1、2年は先)
いろいろなお客さま(特に日本から)を迎えられる
小さなシャンブル・ドットをやってみたいという
希望があるからです。

オリヴィエもヴァンヌの店を一度たたみ、また再出発を試みます。
ライアテア時代から何度新たな挑戦を試みたかわかりません。
ただここで無から積み重ね
(たった4年で大袈裟ですが、彼にとっては初めて)、
なんとかやって来られたのだから今度もどうにかなるでしょう。

邱先生の教えの一つにあるように、
大金持ちとは言わず中金持ちぐらいにはなってみたいですが…
多分、いつもぎりぎりプラス、マイナス、ゼロがいいところかな。

そんなわけで、
まだ書いてみたいこと、書き足りないことなどありますが、
この連載も一区切り。
またいつか、今のセネよりもっと典型的な
フランスの田舎での生活レポートと共に、
シャンブル・ドット完成までの体験レポートで
再びどこかでお目にかかれたらうれしいと思います。

そしてもし私のこれまでの旅の経験や、
フランスでのことを聞きたいとか、
またブルターニュを旅してみたい、
なんていう方がいらっしゃいましたら、いつでも御連絡ください。
どのような形でお手伝いできるかはわかりませんが、
お役に立てれば幸いです。
そして美味しい海の幸、食べに来てください。
本当に楽しい1年を、ありがとうございました。
みな様にとり2006年が幸多き年でありますよう、
心から願っています。
では、またいつか。ア・ビィアントA bientot.


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2006年1月1日(日)

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