王振国病院に温熱療法が導入されたと聞き、見学してきました。
王振国教授は、漢方の産地・吉林省長白山出身で、
中国政府が初めて公認した漢方抗がん剤を発明された方です。
その薬効から、現在では中国全土の主要都市に問診所を、
北京、上海、珠海、長白山には大きな腫瘍専門病院を展開しています。
王振国病院の特徴は「中西結合」。
中国医学と西洋医学のよいところを取り入れる統合医療のこと。
疾患を局部的に診るのではなく、身体全体を診て、
体質や免疫力をあげながら、疾患の原因を取り除きます。
治療は漢方薬の服用、漢方剤の点滴・患部への注入、
幹細胞治療、温熱治療などが行われ、温熱療法が今回加えられました。
温熱療法と言えば、
屋比久勝子先生が独自に改良、発展させていらっしゃる
琉球温熱療法の事を友人から紹介してもらったことがあります。
「冷え」と「瘀血」は万病のもとと言われます。
血の巡りが悪いところは冷え、冷える所は血の巡りが悪くなります。
患部を温めることにより、血流がよくなり、結果免疫力が高まります。
また、腫瘍があるところは、血流が滞っていて、
熱をあてると、熱が拡散されず、患部が周囲に比べ高熱になります。
がん細胞は高熱に弱いので、治療に効果があるということです。
王振国病院で治療する際に
まず重視にされるのは、患者さんの体力・体質です。
体力がなければ、効果のある治療も受けるリスクが高くなります。
温熱療法は体力を奪う事なく、体質を改善する事ができるので、
こうした治療方針とも合致するのでしょう。
体力、体質を改善するものに
王振国先生は漢方サプリメントも開発しています。
私たち絶世健美でも「青春之泉」というドリンクを紹介しています。
仕事柄、毎朝冷凍庫で長時間作業する方で、
冷凍庫からでると、身体が冷えて、
1日中何もする気にならないという方がいらっしゃいました。
青春之泉を毎日飲むようになってからは、
冷えの度合いがだいぶおさまり、
1日元気に過ごせるようになったというのです。
さらに温熱療法も加わり、
王振国先生の代替医療、統合医療は
ますます進歩しています。
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