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185.温熱療法@王振国病院

王振国病院に温熱療法が導入されたと聞き、見学してきました。
王振国教授は、漢方の産地・吉林省長白山出身で、
中国政府が初めて公認した漢方抗がん剤を発明された方です。
その薬効から、現在では中国全土の主要都市に問診所を、
北京、上海、珠海、長白山には大きな腫瘍専門病院を展開しています。

王振国病院の特徴は「中西結合」。
中国医学と西洋医学のよいところを取り入れる統合医療のこと。
疾患を局部的に診るのではなく、身体全体を診て、
体質や免疫力をあげながら、疾患の原因を取り除きます。
治療は漢方薬の服用、漢方剤の点滴・患部への注入、
幹細胞治療、温熱治療などが行われ、温熱療法が今回加えられました。

温熱療法と言えば、
屋比久勝子先生が独自に改良、発展させていらっしゃる
琉球温熱療法の事を友人から紹介してもらったことがあります。
「冷え」と「瘀血」は万病のもとと言われます。
血の巡りが悪いところは冷え、冷える所は血の巡りが悪くなります。
患部を温めることにより、血流がよくなり、結果免疫力が高まります。
また、腫瘍があるところは、血流が滞っていて、
熱をあてると、熱が拡散されず、患部が周囲に比べ高熱になります。
がん細胞は高熱に弱いので、治療に効果があるということです。

王振国病院で治療する際に
まず重視にされるのは、患者さんの体力・体質です。
体力がなければ、効果のある治療も受けるリスクが高くなります。
温熱療法は体力を奪う事なく、体質を改善する事ができるので、
こうした治療方針とも合致するのでしょう。

体力、体質を改善するものに
王振国先生は漢方サプリメントも開発しています。
私たち絶世健美でも「青春之泉」というドリンクを紹介しています。
仕事柄、毎朝冷凍庫で長時間作業する方で、
冷凍庫からでると、身体が冷えて、
1日中何もする気にならないという方がいらっしゃいました。
青春之泉を毎日飲むようになってからは、
冷えの度合いがだいぶおさまり、
1日元気に過ごせるようになったというのです。
さらに温熱療法も加わり、
王振国先生の代替医療、統合医療は
ますます進歩しています。


2011年8月5日

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