オデコにニキビが出来てしまいました。
私はニキビが出来ると触って潰してしまうので、
患部を触りたくなる気持ちを抑えるのに大変です。

私の中国語の先生がそれを見つけて、
「怒りやすくない？よく寝たほうがいいですよ！」と私に言いました。
先生は２２歳の大学生ですが、ニキビについての知恵があり、
いつの間にか１時間の授業がニキビ談義になってしまいました。
普通の人がこうした知恵を持っているのが中国らしいです。

日本人には、オイリーな食事、ストレス過多、
皮膚に汚れが溜まることでニキビが出来るという考えが一般的です。
中国では顔のどの場所にニキビがあるかをみて、
身体の症状を知ろうとします。
ここでは長いこと定着しているニキビに限ってのハナシですが、
中国の知恵も併せて参考にしてみては如何でしょう。

例えば、オデコのニキビですが・・・
血液の循環バランスが悪いと額にニキビが発生し易くなります。
その原因として多いのが、ストレス過多や精神状況が良くないときです。
こういう場合には良く睡眠をとり、お水を多めに飲むにかぎります。

「鼻のニキビ・小鼻の黒ずみ」はというと。
胃腸などの消化器官系に異常がある場合です。
小鼻の黒ずみは普通１週間位で出て来てしまいますが、
３，４日と頻繁に発生するようなら、胃腸負担をかけるような
辛いものや油の多い食事には気をつけてみましょう。

続いて別の場所も簡単にご紹介しましょう。
下顎：大腸、腎臓の働きに異常がある、便秘の場合。
唇周り：小腸機能に異常がある、或いは身体のバランスが悪く
のぼせたような感覚がある場合。
左頬：肝臓機能に異常があるとき。
右頬：肺機能に異常がある、風邪をこじらせたとき。
（お酒、タバコ、辛いものを控えましょう。）

心当たりありますか？？私のニキビは一時的なものでしたので、
ここにある症状とは言い切れませんが、一つのニキビから
「最近怒りやすいかも？人間が小さいかもな」
などと少し反省してしまいました。

ニキビに直接作用させる知恵もあります。
中国には皮膚の炎症を抑える様々な薬草があり、白菊花はその一つです。
これは絶世美人にも含まれています。
以前邱先生がステイゴールドさんからの感想をご紹介されていましたが、
身体の中と外から肌を綺麗にする中国の知恵をフル活用したいものです。

＜つづく＞
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