長白山出張続き。
わたし達は中国生産の化粧品と健康食品を扱っていますが、
仕事上、「安心確保」の四文字が常にわたし達の頭にあります。
以前日本のメーカーに勤めていたころは、
商談などで台湾製や韓国製商品と競合しても、
「日本製品の品質は間違いない」というお客さんの
理解が前提にあるので、品質に関して骨を折って
説明することなく商談を優位に進めることが出来ました。
一転、中国製品を扱うようになると、
お客様から面と向かっては聞かれませんが、
やはり安全性を気にされる方が多いのです。
成分検査で安全を確認するだけは足りなくて、
様々な角度から安全性を消費者の方に安心して頂けるまで
伝えることが大切だとつくづく感じます。
今回長白山への出張では、
化粧品と保健食品が作られている工場、
薬草が育つ長白山の環境といった
「製品の背景」を色々見てきましたので、
ハイQ読者のみなさんにも写真で
一部紹介させて頂きたいと思います。
左は工場長。
香港系の化粧品会社で22年工場長を務めていた化粧品製造のプロ。
右は「康美」にも使われている冬虫夏草を発酵させているところ。
工場では世界中で販売されている天仙液を生産しているだけあり、
豊富な施設があり、衛生管理に目が行き届いています。
(左)長白山薬物研究所内にある長白山人参の畑。
化粧品の原料として使っている人参は6年ものの貴重なものです。
人参を収穫した後の畑は栄養がなくなるので、
以降数年は使えなくなってしまいます。
(右)「康美」に使われている霊芝。
(左)長白山はその気候、
水、土壌のよさ、空気のよさから中国国内で最も高品質な人参、
漢方薬草が育ちます。
(右)頂上にあるカルデラ湖。
ここに溜まった水が流れ出して長白山一帯の植物や薬草を潤します。
研究所の食事は有機・無農薬野菜で薄味が中心。
自分達の健康にも、
人並み以上に気を付けていないと、
美容や健康の商品は作れません。
最後に、日本視察旅行から帰ってきたばかりの王振国先生。
会議では王振国グループのスタッフの方に向かって、
「日本の品質管理、日本人の仕事意識は素晴らしい」と
仕事意識についてしきりにお話になっていました。
そうした王先生の指導がスタッフの方に行き届いています。
中国製食品の事件などの影響で、
中国製品は総じて粗悪だと思われかねないのですが、
「良い製品を社会に送り続け、
いつか粗悪品があふれる市場を整理したい」と切に願っています。
<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com
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