| 成都で私たちが二番目に開けた焼肉店、はやいものでもう5年近く経とうとしているんですね。
 来年の1月には契約更新時期が来ますので
 そろそろ先手を打とうと会議でも
 マナージャーにそんな話しをしたところ、
 逆に先手を打たれたようです。
 「2012年1月より家賃を3倍に値上げする旨、通知いたします。」(大家)
 ははは、なんだよ、三倍って?そんなんでどこのだれが商売できるわけ?
 レストランはただでさえペニービジネス
 (英語でこんな表現があるんです:
 Hotel is a dallor business, restaurant is a penny
                            business)
 っていわれて、
 すすればなくなってしまう様な利益でやってるのに。
 さて、ついこの間まで中国の片田舎と思われていた成都でさえ
 この調子ですから、
 各地でこんな事が起きてきます。
 私としては、どうやって店を守るかそりゃもうドキドキなわけですが、
 一方でこういった現象を客観的に捉えて
 今後どうするのか?
 ということも考えなければいけないわけです。
 ・今後は、個人の大家と賃貸契約するのはもうやめよう。・百貨店もしくは、大型ディベロッパーのように安定感があり、
 まともな商売をやるところと付き合う
 ・家賃を金額目安にするのではなく、
 パーセンテージで設定すべし
 ・最終的には売値をコントロールできなければ、
 不動産市場と労働市場にやられる
 ・邱先生が言う、ジェットコースターとはこのことで、
 この波にどうしがみつくか
 ・まともな投資回収できるビジネスコンテンツをもっているので
 あれば、自社物件を購入するのもよし
 ・等々
 いろいろ考えているわけですが、ちょっとその考えを自分なりに整理するために、
 次回から書いてみたいと思います。
 しばらくお付き合いくださいまし。
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