ここ数週続けて災害に関連するような内容を書いてますが、
別に災害コンサルタントでもない私が
災害時に備えてこうしなさいああしなさいということを
言いたいわけではありません。
あくまでに、そういう体験(自分であれ、聞いた話であれ)から
経営や人生における学びのエッセンスを書いてるだけです。
さて、先日の地震のあと、邱永漢東京事務所も
一時的な機能不全におちいりそうになったそうです。
その中で、東京と北京や香港事務所が連絡をとりながら
必要な業務をまわしていき、
結果としては問題を起こさなかったという話を聞きました。
最近、自分自身が動き回ることが増えたせいもあり、
自分がそこにいなくてもまわせる
仕事のスタイル確立を研究しています。
ちょっとかっこつけて言うと、ノマドワークというらしいです。
(すぐにカッコつけた名前つける人がいますが、
これって要は遊牧民族的仕事ってことでしょ。)
そんな中でクラウド(コンピューティング)というのが
1つのキーワードとしてあるようです。
要は、自分のコンピューターの中にある大切なデータを
インターネット(=クラウド=雲)上においておき、
自分の場所や、使うコンピューターにこだわる必要なく
アクセスできる、という考えかたです。
ノートパソコンは常に持ち歩いていたものですが、
ノートpcがいかに便利か、とありがたがった時代から、
それさえ重くて煩わしいと
ipadIやiphoneにすり替わりわりつつある。
そして、データもそこに持たないようにする。
『持たないように持たないようにする。』
リスク管理の究極とは、持たないこと。
意外にも、持ち物をどうするか?
ということを考えると持たないという結論に至ります。
きっとそれは人が人生の中で時間をかけて辿り着く真実なんだな
という直感が頭をよぎりました。
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