久しぶりに企業戦略という言葉を意識しました。
昔私がまだコンサルティングの会社にいたころ、
戦略という言葉を年間1000回ほど唱えていまいした。
ありがたいことに当時こんなことを教わっていました。
つまるところ、企業の戦略方向性には3つしかない。
1)Product Excellency 商品の優秀性
⇒「プロダクト戦略」
2)Operational Excellency 効率の優秀性
⇒「コスト戦略」
3)Customer intimacy 顧客インターフェースの優秀性
⇒「サービス戦略」
そんな感じの意味になります。
極めてオーソドックスなものの考え方ですし、
企業が勝ち抜く戦略には、上記の古典的な戦略以外に、
「時間軸」を基盤にした戦略、
つまり、同じ物だし、同じコスト(値段)だし、
サービスも似通ったもの、
でも人よりも早くそれを市場に提供できるという、
スピード戦略もあるとは思います。
しかし、おおむね、物がいいか、安いか、サービスがいいか?
簡単すぎる表現ですが、突き詰めるとこんなところが
企業の差別化の要素といえるのではないでしょうか?
3回に渡って「人に真似できないものがいくつあるか」
ということを書きましたが、
結局昔習った事を実践の場で確認しているだけなんですね。
いろいろな物語を知れば知るほど、多くの考えが湧き出てきて、
混乱をすることがあります。
そんな時には、どれだけシンプルな原則にもどって、
頭をすっきりさせて考えられるかが肝心みたいですね。
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