私もしたことがあるんですが、
お師匠にこんな質問をしている人をよく見ます。
「邱先生、そんなに旅行ばかりしてつかれませんか?
3日に一回飛行機に乗るなんて私には信じられませんが。」
すると帰ってくる答えは
「旅をしてどうして疲れるんですか?
人生はそもそも旅なんじゃないですか。」
とこうなるわけです。
旅そのものを当然のこと、もしくは人生そのものと考えることで、
それがたいしたことではないということなんですが、
こういった態度が必要なんだろうと思うことが多いものです。
企業やビジネスパーソンは
「変化」を“チェンジ”などとわざわざ祭りあげて、
会社の年初の挨拶では、
「今年こそは大きな変革が求められます。」というものですが、
そもそも会社とは変化していく存在なわけです。
有名なビジョナリーカンパニーという本に
こういったことが書いてあります。
「過去100年やそれ以上に発展を遂げてきた企業には、
これまでこれといったスローガンといったものが見当たりません。
変化を当然のものと考え、変化をお祭り騒ぎにしたり、
不必要に危機意識をあおったりしないのです。」
人生を旅そのものと考える。
会社や仕事はそもそも変化するものだと考える。
呼吸をするようにしなやかに
変化を常に生み出せるような生き方や働き方をしたいなと、
最近思っています。
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