最近日本のメディアに登場しているかどうか知らないですが、
堀鉱一さんというボストンコンサルティング出身の
カリスマコンサルタントだった人がいて、
その人がたしかどっかの本で言っていたことです。
語学は若いうちにしかできないとは思いませんが、
ある一定の年齢を超えると
まとまった時間がとりにくくなって,
語学を集中的にやることが難しくなるという意味では
確かにそのとおりですね。
経営というやつは、総合芸術だという人がいるくらいですが、
経営のテクニカルな面、つまり知識や技術としての経営は
誰にでも習得可能で、一般的におよそ10年かかるといわれています。
結構時間がかかりますから、
早めにはじめておいたほうがいいでしょうね。
心理学。
主に人を動かすためにそのことを言っているのでしょうが、
本当に人を動かす難しさ、人間関係の機微を理解しないで
人の心をうんぬんかんぬん言っても意味がないことを考えると、
30を過ぎるくらいがやはりちょうどいいんでしょうね。
歴史。
よく邱先生が冗談で
「数千年前の自然の壁画に“
最近の若いもんはほんとうにけしからん。”と書いてあって、
結局人間の考えることというのは
何百年たっても変わらないですよ。」
というように結局歴史は繰り返す。
その意味では、歴史に学ばないことは、
何世紀にもわたって積み重ねてきた経験を
自分が一からやるということですから、
40という人生の折り返し地点にたってそれをやるのは、
極めて遠回りなわけで、
やっぱり歴史に学ぶことが先人の知恵を生かし、
何人分もの人生を生きることができる秘訣なわけです。
なんでこんなことを考えているかというと、
きっと僕も40に近くなってきたからなんでしょうね。
人生を年齢で刻んで
それぞれの時間に目標を与えていくというやり方は、
それなりに意味のある方法のようです。
10年後の自分がどうなっていたいかを考えている今週です。
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