| その日私は、成都の伊勢丹で髪を切っていました。 普段は行かないその店に行ったのは偶然で、お恥ずかしながら割引券をもらったからです。
 (ちなみに5割引です。ありがとう飯村さん)
 普段は行かない店には行ってみるものでたくさんの収穫がありました。
 そのスタイリスト(髪切る人のことです)は、昔関西の大きな美容学校で先生をしていて、
 さて校長先生になるというところで、
 現在のオーナーと出会って成都に来たらしい
 けっこうやんちゃな人でした。
 彼と話をしていると、自然と経営の話になり、彼が成都に来た後に
 いかに経営を立て直してきたかという話を聞かせてもらいました。
 その中で特に印象が残ったのが、 「いい従業員が増えると、新しく入った従業員がそのよさに染まる。」
 もうこれしかないと思いました。 そうこうしている時に髪がだいたい切り終わりました。 もう一度髪を洗ったあと、ふと聞いてみたくなって1つの質問をしました。
 「従業員が何パーセントぐらいいいのになると全体の雰囲気が変わってきますかね。」
 「うーん、50%ぐらいじゃないかな。」 そんなんで経営判断していいのか!?と怒られるかもしれませんが、私はこれを試してみることに決めました。
 とある店の従業員の構成をがらっと変えます。 50%以上が優秀な従業員になるように1つ仕事をすることに決めました。
 数ヵ月後ぐらいにこの話のレポートはしようと思っています。 お楽しみに。 |