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123. 日本人が中国人を元気にする

日本の研修生訪問について、もう一回だけ書きます。

日本で元気に働いている中国人研修生ですが、
各企業を回った時にどこでも聞かれたのが

「仕事を始めた当初あまりにきつくてくじけそうになった。」
という一言でした。

そんな中彼らは
「私たちが中国から来た研修生だからといって
こんなにこき使って。」
と感じたそうです。

しかし、状況が少しずつわかり始めると大いに反省したそうです。

「日本人も同じ内容、同じ時間、同じきつい仕事をしている。
しかも時には工場長さん自ら汗を流している。」

中国では少しでもポジションがあがると
すぐにデスクにふんぞり返って口で仕事をするようになります。
それに慣れてしまっているのです。

しかし日本人のその勤労態度を見て感動したそうです。
また、日本人の従業員が
会社を本当に自分のもののように考えていることにも
大きな感銘を受けたようです。

中国人が日本に貢献し、日本人が中国に影響を与える。

邱先生が、わざわざ奨学金やお金を出してまで始めた事業の理念が、
時がたつにつれ少しずつ形になってきているようです。


2009年8月3日(月)

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