この言葉は、恐らく邱先生が昔言った言葉です。
(すみません、どこでおっしゃったかは知りませんが)
人間は2本足です。
そして、お金は4本足です。
だから、人間がお金の後を追って捕まえようとしても、
絶対につかまえることはできませんよ。
ということです。
(お金はなぜ4本足ですか
という質問を私にしないでくださいね・・・。
質問は邱先生の質問コーナーにどうぞ。)
であれば、どうするか?
まあ、理屈は簡単で、追い変えてもつかまらないなら、
お金が走っていく方向を見極めて、
お金が通る交差点で大きな袋を持って
待ちかまえていればいいだけです。
みなひとまずは、お金を儲けることを必至に考えるわけですが、
一生懸命になればなるほど、2本足で追いかけてしまうんですね。
でも、経営のコツはよい意味で、「楽して儲ける」ですから、
そういう類の一生懸命さは必要ないわけです。
前に“向こう側から眺める”という話をしましたが、
お金が走りこんでくる交差点を見つけるためには、
顧客の視点と時代の視点の2つが必要です。
なぜなら、顧客の視点は、
単に顧客の志向がどう変わるか?だけの話ですが、
“お金さん”は、顧客だけでなく、
経済や政治にも関心があるからです。
ふと、一生懸命になりすぎているときに、
頭の中をマンガの状態にして、
お札に4本足があるところを思い浮かべてください。
そして、その奇妙なお札達がどこに走っていくのか、
笑いながら真剣に考えてみると、いろいろな発見がありますよ。
仕事が忙しくなって、短視眼的になっているときは、
お金もうけの神様の話に耳を傾けることをお勧めします。
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