| これまで事業の経緯を振り返ってきましたが、私にとって事業のスタートは困難の連続で
 その後売上があがり始めたところで、また利益率の課題が浮上し、
 気の休まることがない経営でした。
 さて、過去をさかのぼりながら書いてきたコラムですが、今年も本日で終わりということもあり、
 2006年1月のオープンから最近の2007年11月までの成績表をご披露しようと思います。
 
 
     「苦しい時期を乗り越えよくもまあ伸びてきたもんだなぁ〜。」とあらためて思います。 このグラフをお見せしているのは、何も私の努力や成果を自慢するためではありません。このグラフの影にあるものの意味を一年の終わりに謙虚にとらえたいと思ったからです。
 図に見て取れるように売上は順調にあがってきました。
 しかし、余裕と高をくくっていた事業のスタートで
 思いがけず足元をすくわれてしまいました。
 復活の鍵となったのが、先生の「原則的なものの考え方」でした。そして、同時に、大勢の従業員に支えられることで
 何とか持ちこたえてきたという感じです。
 事業を通じて思い知らされたのは、「一人で大きなことはなせないんだな。たった一人の力は限られてるな。」
 ということでした。
 人に助けてもらい、協力してもらうことで進んでいく。
 今は、いかに気持ちよく皆に協力してもらうか?ということをよく考えています。
 事業をやるということは、本当にたくさんのことを学んでいきます。邱永漢学校の授業内容は果てしなく豊富であり、
 この学校の校長である先生はご自身でおっしゃっているとおり
 生徒を甘やかしたりはしませんが、それだけに身につくことはとても多いのです。
 「私は釣った魚を生徒に分け与えるようなことはしません。ただ、魚の釣り方の指導はしてあげます。」
 改めてたくさんの学び、そして、かような学びの機会を与えてくださっていることに感謝しています。
 また、会うたびに私の心のやる気の炎に油を注いでくれる、中国全土でわたしと同じように挑戦を続ける邱永漢グループの仲間たち。
 みんなと触れあうたびに癒され、やる気が沸いてくるんです。
 ありがとう。
 最後に私のコラムを読んでくださり、応援文を送ってくださった方々。ありがとう。
 どうぞご期待ください、これからますます面白いことになっていきますから。
 来年の皆さんに幸せあれ! ではまた来年。 |