日本にいるときに、
納得のいかないことや、間違いだと思う事を口に出来ず、
後でそれらを思い出し一人で怒りに悶々とすることがありました。
その時なぜ間違いや疑問に感じた事を口に出来なかったのかと
自己嫌悪に陥ったものです。
また疑問や間違いを感じたとしても、
その時はすぐに気づかず同じように悔しい思いをしました。
昔の自分はその場の空気や、人との関係、
自分の立場などを考えて我慢することがありました。
それは決して悪い事ではないと今も思いますが、
それによって必要以上に自分の感情までも
押し殺してきたのではないかと思います。
上海に来た当初も同じような事を思いながらも、
それにより数多くの失敗を繰り返して、
徐々にこのままではいけないと思うようになりました。
文化も言語も人間性も違う国では、
自分が主張しなければそれが結局回り回って
自分に帰ってくるのではないかと言う事に気づきました。
つまり自分が思ったことを主張しない事は、
先生のおっしゃっているところの
「思っていても行動しない事は、思っていない事と同じ」
であり、意味がない事だと思いました。
またそれらの間違いにすぐ気づく直感力と、その感度を上げ、
常に多くのアンテナを張る事が必要だと思いました。
ビジネスも然りで
その時思った事をすぐに行動しないと
回り回って自分に帰ってくるのだと思います。
常にアンテナを張り巡らし、
行動していかなければならないと思いました。
外国では暮らしたくても続ける事が出来ず、
失意のまま帰国する人を見てきました。
上海で仕事をしている今、自分の後悔のない行動を取る事が
今自分のすべきことだと思います。
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