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19.後悔のない上海生活の暮らし方
日本にいるときに、
納得のいかないことや、間違いだと思う事を口に出来ず、
後でそれらを思い出し一人で怒りに悶々とすることがありました。

その時なぜ間違いや疑問に感じた事を口に出来なかったのかと
自己嫌悪に陥ったものです。
また疑問や間違いを感じたとしても、
その時はすぐに気づかず同じように悔しい思いをしました。

昔の自分はその場の空気や、人との関係、
自分の立場などを考えて我慢することがありました。
それは決して悪い事ではないと今も思いますが、
それによって必要以上に自分の感情までも
押し殺してきたのではないかと思います。

上海に来た当初も同じような事を思いながらも、
それにより数多くの失敗を繰り返して、
徐々にこのままではいけないと思うようになりました。

文化も言語も人間性も違う国では、
自分が主張しなければそれが結局回り回って
自分に帰ってくるのではないかと言う事に気づきました。

つまり自分が思ったことを主張しない事は、
先生のおっしゃっているところの
「思っていても行動しない事は、思っていない事と同じ」
であり、意味がない事だと思いました。

またそれらの間違いにすぐ気づく直感力と、その感度を上げ、
常に多くのアンテナを張る事が必要だと思いました。
ビジネスも然りで
その時思った事をすぐに行動しないと
回り回って自分に帰ってくるのだと思います。
常にアンテナを張り巡らし、
行動していかなければならないと思いました。

外国では暮らしたくても続ける事が出来ず、
失意のまま帰国する人を見てきました。
上海で仕事をしている今、自分の後悔のない行動を取る事が
今自分のすべきことだと思います。


2009年3月18日

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