■柳田洋・北京からの画像便り No.404
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真功夫
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当社の事務所の近くにある
中国系ファストフード
「真功夫(ぢぇんごんふ)」のお店です。
写真のように入り口では、
イメージキャラクターである
李小龍(りーしゃおろん、
ブルース・リー)によく似た、
功夫龍(ごんふろん)が迎えてくれます。
お値段は肉料理、ごはん、
野菜又はスープのセットで
15-20元(195-260円)と手頃なこともあり、
お昼時は周辺のオフィスビルから来る
ホワイトカラーの人たちで
いっぱいになっています。
この「真功夫」、1994年に広東省東莞市で
店舗面積70u、従業員4名の
食堂としてスタートしましたが、
以後、「中国のマクドナルド」を
目指して拡大を続け、
今では、中国全土に350店以上、
従業員も1万人以上の
一大ファストフードチェーンとなりました。
この「真功夫」の料理の特長は、
カウンターの上にも大きく書かれている通り、
「栄養還是蒸的好
(いんやんはいしぢぉんだはお)」、
「栄養取るならやっぱり蒸すに限る」
というものです。
肉料理やスープはもちろん、
ごはんも一碗一碗
蒸したものが出てきます。
北京で中国料理を食べると、
通常、肉も野菜も油で炒めたものを
食べる機会が多いのですが、
最近の北京の人たちの健康志向を考えると、
「真功夫」のような
栄養があってヘルシーな蒸し料理は、
今後、更に人気が
出てくるのではないかと思います。
撮影日:2010年7月19日(月)
撮影:柳田洋
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