■柳田洋・北京からの画像便り No.357
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平日の昼間から釣りをする人々
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私の家の近くを流れている
亮馬河(りゃんまーはー)という川には、
写真のように平日の昼間から釣りをしている人が
たくさんいます。
みなさんはどうして仕事もせずに、
平日の昼間から釣りができるのでしょう。
見知らぬ人にこんな不躾な質問はできませんが、
考えられる理由としては、
1.もう一生遊んで暮らせるカネを稼いだのでヒマである
2.定年退職して会社に行かなくなったのでヒマである
3.失業して会社に行けなくなったのでヒマである
の3つかと思います。
大変失礼ながらみなさんの身なりから想像すると、
どうしても1には見えないのですが、
人は見かけによりませんから、そういう人もいるかもしれません。
年配の方が多いところを見ると、2の人は多いかもしれません。
釣りはカネはかからないのに、時間は大量に消費しますので、
定年退職してヒマな人にとっては、
うってつけの趣味なのかもしれません。
しかし、中にはどう見ても定年退職したにしては若すぎる、
3なのではないかと思われる人もいます。
「こんなところで釣りなんかしていないで、
早く就職活動しなさい!」と言いたいところですが、
景気が悪いときに焦って動いても良いことはないので、
釣りでもして景気が良くなるのを気長に待とう、
という作戦なのかもしれません。
どちらにしても、平日の昼間から
のどかに釣りをしているみなさんの姿は、
人生には、あくせく働いてカネ儲けをする以外にも、
日がな1日釣りでもして、のんびりと仙人のように暮らしていく
という選択肢もあることを再認識させてくれます。
撮影日:2009年8月17日(月)
撮影:柳田洋
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