■柳田洋・北京からの画像便り No.346 ■


交通事故

私は最近朝、歩いて出勤しているのですが、
写真はその途中で見た交通事故です。
バスとタクシーがぶつかり、
バスの乗客がバスから降りてきています。
北京のドライバーの運転は以前に比べれば
随分良くなってきていますが、
それでも日本の基準から考えれば、
無茶苦茶な運転をする人は
まだまだたくさんいます。
しかし、これだけ無茶苦茶な運転をする人が
たくさんいる割には、
北京市内で交通事故を見ることは少ないですし、
起きている事故もこの写真の事故のように、
軽い事故が多いです。
これは北京のドライバーは、
あまりスピードを出さないですし、
危ないと思うとすぐにブレーキを踏んで、
ゆっくりと走るためだと思われます。
タクシーに乗ったり、
友人の車に乗せてもらったりすると、
他の車や歩行者が近寄ってくるだけで
すぐにブレーキを踏む人が多く、
見ていて非常にイライラするのですが、
これが重大事故を防ぐ秘訣なのかもしれません。

撮影日:2009年6月10日(水)
撮影:柳田洋


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