■柳田洋・北京からの画像便り No.347
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朝ごはんセット
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オフィスのそばにあるお粥屋さんが配っていた
朝ごはんセットの割引チケットです。
豆乳と油条(ようてぃやお)と呼ばれる揚げパン、
それにゆで卵がついたセットが5元(70円)、
肉まん3つと豆腐脳(どうふなお)と呼ばれる
豆腐の餡かけのセットが6元(84円)などなど。
あとはお粥やワンタンなどさっぱりしていて
消化の良さそうなものが並んでいます。
中国の人たちの朝ごはん摂取率は
ほぼ100%だと思います。
「日本人には朝ごはんを食べない人もいる」
というような話をしようものなら、
朝ごはんを食べないことがいかに体に悪いか、
ということを滔々と語られます。
これだけ朝ごはんを食べる人が多いと、
そこにビジネスチャンスも生まれます。
写真の割引チケットのお粥屋さんの他、
中国系や欧米系のファストフード店、
コンビニ、朝食販売スタンドなど、
様々な業態のお店がしのぎを削っています。
「5元とか6元の朝ごはんを売って採算は合うのか?」
とも思うのですが、
人件費が安くて家賃が高いここ北京では、
「少しでも需要があるなら客単価は安くても、
店を稼動させた方が良い」という
判断になるのではないかと思われます。
撮影日:2009年6月10日(水)
撮影:柳田洋
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