■柳田洋・北京からの画像便り No.299 ■


SOLANAオープン

写真は「地中海特有の強い太陽の光が降り注ぐ、
スペインのある港町の昼下がり」...ではありません。
私が住んでいるアパートメントの向かい側にできた
「SOLANA」という巨大複合施設の一角です。
この複合施設は朝陽公園というこれまた巨大な公園の
一部を利用して開発され、ショッピングセンター、
スーパー、デパート、レストラン街、バーストリート、
映画館、アイススケート場などがあります。
地中海風の建物はまるで一つの街のように配置され、
施設の南側には朝陽公園の大きな池が広がっています。
「SOLANA」はスペイン語で「日の当たる場所」。
太陽の光があふれるスペインの港町を、
そのまま北京に持ってくる、というコンセプトなのでしょう。
しかしこの「SOLANA」、オープンして1ヶ月ほどが経ちますが、
週末でも人影がまばらです。
それもそのはず、ショップやレストランは
まだ半分も開店しておらず、
そこいら中で工事が進行中なのです。
日本ならば全店一斉に開店して、
派手なオープニングセレモニーでもやるところですが、
だらだらとさみだれ式に開店していくのが、
中国式の複合施設経営であるようです。

撮影日:2008年7月12日(土)
撮影:柳田洋


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