■柳田洋・北京からの画像便り No.295
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差し押さえ
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私の家の近所にできた高級レストランですが、
1年足らずで閉店。
老板(オーナー)は家賃等を滞納したまま逃げたらしく、
写真のように北京市人民法院(裁判所)によって
差し押さえの札を貼られたまま、
ずっと放置されています。
高度経済成長の真っ只中で、
何をやっても成功できそうな今の中国ですが、
実際にはこのようにたくさんの会社が
経営が立ち行かなくなって潰れています。
私の印象では、中国の人たちは日本人に比べて、
起業も早いが見切りも早い。
そして、一旦会社を潰してもすぐに立ち直って
再起業するのも早いです。
もしかすると夜逃げしたこのレストランの老板も、
既にどこか他の街でまた
レストランを開店しているのかもしれません。
撮影日:2008年6月16日(月)
撮影:柳田洋
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