当社のオフィスの近くにある朝食スタンドです。
牛乳、ヨーグルト、サンドイッチなどが売られています。
以前の北京は、朝になると街のそこここに朝食屋台が出現し、
その場で調理したできたてのお粥、ラーメン、揚げパンなどを
食べることができたのですが、
多くの屋台が衛生的に問題があること、
燃料に石炭を使うので環境に良くないこと、などから、
数年前に全面禁止となってしまいました。
しかし、朝食をしっかりと食べることが常識であるここ中国では、
朝食に対する需要は強いため、
屋台に代わってこうした朝食スタンドが
出てきたものと思われます。
朝食スタンドで売られている食べ物は、
調理済みの冷たいものばかりですので、
昔の朝食屋台に比べると味気ないのですが、
それでも「朝食を食べないなんてありえない！」ということで、
たくさんの人が朝ごはんを買いに来るのです。

撮影日：2008年5月6日（火）
撮影：柳田洋