■柳田洋・北京からの画像便り No.66 ■

タクシー防護柵

タクシーの運転手を守る為の防護柵です。
お金や領収書の受け渡しは、鉄板に開けられた穴か、
柵と天井の間から行います。
運転手の顔も見えず、やーな感じですが、
防犯の為には仕方がありません。
先日、北京のあるタクシー会社が、
「この防護柵は見栄えが悪いし、
せっかく乗って頂いたお客様に失礼だ」
という事で、自社のタクシーの防護柵を一斉に撤去した所、
撤去後2日間で2人のタクシー運転手が強盗に殺され、
慌てて防護柵を復活させた、という事件が起きました。
普通に暮らしていれば比較的治安の良い北京ですが、
日頃から防犯の意識を持っておくに越した事はありません。

撮影日:2004年1月14日(水)
撮影:柳田洋


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