第932回
「我・的・空・間(my・space)」

中国起業8年目を迎え、
当社は新たに2つの新商品を中国市場に投入します。

新商品は2つとも、中国企業又は
富裕層の中国人個人をターゲットにしたものです。
今まで中国に住む日本人と欧米人を
主な顧客としてきた当社にとっては、
新たなマーケットへのチャレンジであり、
ある意味本格的な中国起業の第一歩でもあります。

1つ目の新商品は「我・的・空・間(my・space)」
と名付けたトランクルームサービスです。
このネーミングと下のロゴマークは私がデザインし、
現在、国家工商行政管理総局商標局に商標登録申請中です。
このサービスは今年5月に当社が
北京の五環路の外側に借りた8,300平方メートルの倉庫のうち、
一部をトランクルームサービス専用倉庫とし、
大、中、小のカギ付き大型木箱を用意して、
その中のスペースをお客様に自由に使って頂こう、
というものです。

倉庫には係員が常駐していますので、
お客様はカギを持ってマイカーで倉庫まで来れば、
24時間いつでもものを出し入れすることができます。
また、引越子会社の外運華通が同じ敷地内にありますので、
お引取り、お届けサービスも提供することができます。

想定している用途としては、企業の書類やサンプル類、
各家庭の家具や電化製品、夏冬物の衣類など
普段は使わないのに大きな場所を取っているものを
預けて頂くことです。
北京は普通の物価に比べて家賃が異常に高いですので、
トランクルームを上手に利用して
家賃の高いスペースを有効活用する、という需要は
非常に強いのではないかと考えています。

日本のトランクルーム業界はたくさんの会社が参入し、
過当競争になっているようですが、
中国ではトランクルームサービスを提供している会社、
というのは聞いたことがありません。
もしかすると、当社が中国初となるのかもしれません。
「日本にはあるが、中国にはないモノやサービス」
という観点で見ていけば、
中国にはビジネスチャンスはまだまだたくさんあるのです。

当社のトランクルームサービス
「我・的・空・間(my・space)」が、
中国企業や個人のお客様の家賃コスト低減に役立つとともに、
快適な執務空間、居住空間確保の一助となれば
大変うれしく思います。


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2008年10月3日(金)

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