第197回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その34

さて、だいたいの自作パーツは揃ったでしょうか? 
これまで使ってきたパソコンのパーツ等が流用できるヒトは
そうした方がいいと思います。
で、完全に1から自作する、というヒトは
以下のパーツが揃っているかどうか確認してみてください。

●ケース(含む電源)
●マザーボード(含むATA100カード・LANカード等)
●CPU
●メモリ
●ハードディスク(含むRAIDカード)
●グラフィック&サウンド&カード
●DVDドライブ・CDドライブ(コンボドライブ)・
  フロッピードライブ
●キーボード・マウス
●OS(ハードディスクと一緒にパソコンショップで購入すると
  OEM版で割安購入可能)

以前の、といってもほんの2〜3年前なんですが、
この頃のマザーボードに添付されているマニュアルは
全編が英語でした。
その為大変苦労したコトをハッキリと覚えています。
しかし、現在発売されている
マザーボードに付属しているマニュアルは
大半が日本語化されているので安心して下さい。
このマニュアルに書かれている通りに組み立てていくと
まず失敗することはありません。

組立のコツは、できるだけ最小限のパーツを組んだ時点で
起動チェックを行うことでしょうか。
このようにすれば、万一起動しなかった場合の問題箇所の発見が
やりやすくなるのです。
逆に言うと、パーツを全部組んでしまい、
ケースにバッチリ格納した後で起動しなかった場合は悲惨です
(経験済みです……)。

最小限のパーツとは、マザーボードにCPU、メモリ、
グラフィックカードを差し、
キーボードとマウスを取り付けた状態です。
この状態でケースの電源を投入し、
マザーボードのパネルケーブル位置を探します。
パネルケーブルのシルク印刷か、マニュアルを参照して
「PowerSW」と書かれたピン(通常は二本)を見つけたら、
この二本をドライバーなどの金属棒でショートさせます。
その瞬間、CPUファンが回転し、
ディスプレイにBIOS画面が映しだされたら
無事起動に成功したというコトです。おめでとうございます!

ちなみに筆者タニグチは、これまで自作してきて、
一度で無事に起動に成功したためしが無いのです。
コレが日頃の行いというヤツでしょうか? トホホ……。


←前回記事へ

2003年5月5日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ