第198回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その35
さて、起動に成功したらパソコンの自作は完成したも同様です。
後は基本部分以外のパーツを接続&設定していくだけです。
問題となりそうなポイントは、
パネルケーブルの装着ぐらいですが、
コレはケーブルの色を見て判断してください。
通常白または黒が「−(マニュアルのグランド)」で、
それ以外の色が「+」となっています。
ハードディスクの取り付け(マスターとスレイブに注意!
)に成功したら、まずはBIOSの設定をしておきましょう。
ややこしい設定や特殊な設定は専門書を見てもらうとして、
ここではCDからの起動を可能にしておきます
(Windowsのインストールの為)。
まず、BIOS画面がスタートしたら「Delete」キーを押して
BIOSの設定画面に入ります。
設定画面の「Boot」の画面をチェックすると
1〜4の番号順に各デバイスが並んでいると思います。
この1の所にCDドライブがくるように設定します。
ちなみにハードディスクでRAIDを組んでいる場合、
ここが「SCSIデバイス」という
表示になっているケースが多いです。
他のデバイスと間違わないように注意しましょう。
BIOSの設定ができたら、OSのインストールを開始します。
Windows2000、WindowsXPの場合はフロッピー無しで、
CDから直接インストールすることが可能です。
まず、「fdisk」によるハードディスクの領域確保、
次にハードディスクの初期化「format c」と続きます。
最後に「setup」と入力すると
Windowsのインストールが始まります。
後はシリアルを入力するだけで
(再起動を含めて)ほとんどWindowsが自動で行ってくれます。
OSのインストールが終了したら、
最初にマザーボードのドライバ
(マザーボードに添付されてるケースが多い)を
インストールしておきましょう。
これでチップセットの実力が発揮できるようになります。
ビデオカードのドライバもこの時点で
インストールしておくのが良いでしょう。
ここまで済んだら一度完全に電源を落としてから、
サウンドカード、LANカード等を(一枚づつ)増設していきます。
一枚増設する度に電源を投入し、Windowsを起動します。
これを繰り返すことによって
(もし問題があるならば)どのカードに問題があるかが
ハッキリと分かるワケです。これが自作のコツですね(笑)。
さて、これで一応Windowsマシンの完成です。ご苦労さまでした!
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