第39回
地道な作業が勝利を呼ぶゼ! レイアウト入力 前編

前回の「データ入力」に引き続いて、
今回からは「レイアウト入力」を紹介していきたいと思ってます。

以前から何度か紹介しているYahoo!JΑPΑNの求人カテゴリ(註1)へ
行かれたことのある読者ならご存じだと思いますが、
「文字入力」「ベタ入力」「データ入力」などと並んで
「レイアウト入力」「ワープロ入力」という作業内容があります。
今回紹介するのはコレなんですね。

「レイアウト入力」と「ワープロ入力」は呼び名が違うだけで
同じ作業だと思ってもらってOKです。
作業内容は、以前に紹介した
「文字入力」と「DTPオペレーター」の中間といった感じで、
第9回で紹介した「もっと稼げる文字入力」に
かなり近いと思ってもらえば間違い無いです。

具体的には、クライアント(註2)からの指示にしたがって、
手書きされた書類や文字列をコンピュータにキー入力します。
ここまでは「文字入力」とまったく同じ作業ですが、
ここからが違ってきます。
市販されているレイアウト機能の付いたワープロソフト(註3)を使用して、
入力した文字データをレイアウトし、書類を作成していくのです。

実際の作業内容はさらに細かく、クライアントからの指示にしたがって、
文字のサイズ、フォント(註4)、色などを変更し、
さらに、文章を読みやすくするために文字をセンターや左右へ揃えたり、
飾りや罫線(註5)を配置していきます。
また、場合によっては書類の中に
写真などの画像データを配置することもあります。

このように書くと簡単そうに思えるかも知れませんが、
これらの作業はワープロソフトの機能に関して習熟していないと
素早く行うことができません。
また、報酬もA4サイズの書類1枚に付き○○円という形なので、
作業が遅いと時給換算した金額が
極端に低くなってしまうので注意が必要です。

さて、次回は「レイアウト入力」の実践編を紹介していきたいと思ってます。


註1: Yahoo!JΑPΑNのメインページのカテゴリ検索から
ビジネスと経済 > 小規模事業の情報 > SOHO
とクリックして進んで下さい。
正式には求人カテゴリでは無いですが、
取りあえず仕事は掲載されてます(笑)。

註2: 一般企業である場合が多い。
なかには区役所や市役所といった場合も。

註3: 業界標準のワープロソフトはマイクロソフト社の「Word」。

註4: 文字の書体のこと。

註5: 罫線の太さ(○○ポイント)まで指定されるケースも多い。


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2002年11月28日(木)

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