第2回
私自身のプロフィール その2
ひらめきは発想の入口

大学進学が絶望的になった私は、
何を手に持てば良いかを悩みました。
血液型O型の私は考える時
何はともあれまず食事をしてからと云います。
(ちなみにA型の人は考えが終わってから食事をし、
B型の人は食べながら考えています。
AB型は食べようか、考えようか
その日の気分次第です・・・(申し訳ありません)。
この時ばかりは食事もせず考えました。
そしてひらめいたのです。

ひらめきとは出口の見えている発想の原点の事です。
ひらめきは思いつきの0.1%の生き残りです。
思いつかない人は発想が出来ないのです。
私が決めたひらめきは「喫茶店」を経営する
それも女性客が90%以上の「フルーツパーラー」です。
毎日美味しいコーヒーとフルーツのパフェやサンデー、
美しい若い女性、はやりの音楽、
こんな素晴らしい仕事はないと思ったのです。

こうなると20才の生意気で色気も少し出て来た私は、
店を持つ為の知識や技術は
これっぱかりもない事だけは自覚していたので、
すぐ現場にでるのが当然なのに、
身体が弱い、商売をやるには「資格」が必要と、
この事業計画の大スポンサーである母親に
「2年かかるけど栄養士の学校」に行きたい。
よろしくお願いしたいと願い出たのです。
こうして2年間の「調査・準備期間」と云う
アソビの時間をもらった私は
毎日代々木、渋谷、新宿の「サテン」(喫茶店)めぐりを
始めたのです。

2年間はまたたくの間過ぎました。
保健所の実習で授乳の仕方までレクチャーを受け、
抜群の成績のせいか保健所に勤務しろと学校から云われたり、
助手として学校に残れと云われました。
もし残っていたら服部栄養専門学校の
服部校長の秘書をやっていたかも。
いよいよ社会に出る日が近づいてきました。


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