第40回
思いついたらすぐやる

先週は水木金とお休みしてしまった。
「迷っている」なんて記したものだから、
もっと気楽に書いたらどうか？
という内容のメールやらアドバイスやらを、
何人もの人たちからいただいた。
仕事が忙しくてとか、時間がなくてとか、
下手な言い訳はいくらでもあったのが、
本当の理由はただひとつだけだった。
つまりそれは、
思いついたときすぐに書いておかなかった、ということだ。
すぐやらずに後回しにしてしまうのはボクの習性で、
実際、机の上には本やら書類やらが山と積まれていて、
それでも右から左へと後回しにするものだから、
山はどんどん高くなって、
そうなればなるほどに精神的には追い込まれ、
ついついテレビやラジオやらに逃げたくなるし、
逃げれば逃げるほどに時間は過ぎていって、
しまいには眠たくなってまた明日…。
それでもその“明日”に
うまいこと仕上げることができていた今までは、
人知れずなんとか回ってきたのだが、
事情があってその“明日”が確保できなかったものだから、
休講と相成ったのである。

先週の第992回の「もしＱ」のタイトルに、
「思ったことはすぐやることです」とあった。
実はこのコトバをボクはＱ先生からじかにもらっている。
リアルが面白いので、当時の日記をそのまま掲載してみる。

そろそろＱさんが時間を気にしはじめたので、
ボクはちょっと聞いてみた。
「これからボクが生きていく上で、
なにか指針となるような言葉をアドバイスいただけませんか？」
Ｑさんは、ちょっとうつむき加減で、
まるで自分の生きてきた道をどこかで回想しているかのように
こう言葉をつないだ。
「ボクはね、ただ思ったことはすぐやるんです。
だからね、いろんなことができるんです。」
はぁ〜〜〜そ〜〜
自分の欲望に押されながら、それを食って生きてけるってことか。
ドえらい深いな、この言葉。

と、ここまで感銘しながらも何も変わらないボク。
また明日。