第10回
北の国から〜遺言
シリーズ21作目にして初めて見た。
周りに聞いてみたら、
ずっと見てきた人と、全く見ないできた人とに
はっきりわかれてたのが不思議だった。
「北海道出身の人にはたまらないのよね〜」
と、得意先の奥さんが云っていて、
田舎のある人って、それだけで豊かだなぁと思った。
「自然を感じて、働いて、食って、生きて、死ぬ」(朝日新聞より)
便利な都会生活の不自由さを感じている人たちが
21年という歳月を支えてきたと云えなくもないかな?
と、そう思った。
さて、
ある日呑み屋で、
五郎さんはガッツに遺言を書けと云われます。
ガッツはこう云います。
「遺言とは、残ったヤツラへの勤務評定だっ!」
遺言を、お金持ちの人たちだけのこと、
と思っている人は意外に多いと思いますが、
本来、
財産が多いから必要だとか、少ないから要らないだとか、
そういうこととは全く関係がありません。
あくまでも、
自分の財産をどう処分するか、
ということを表明するためのものなのです。
民法では、その個々のケースごとに、
法定相続分として分配されるべき割合を
きちんと定めていますが、
これは、
相続は遺言によってなされれることが一番、
としながらも、
あまりにいい加減に書かれると、
残された人たちの権利を侵害してしまうこともあるため、
その権利を保全するために存在しているものとも云えます。
たとえば、
遺言者の勝手気ままに分配されたような場合に、
法定相続分の半分までを、
請求することができたりします。
また明日。
北の国からのファン必読!
|