今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第71回

手羽先の詰めもの揚げ  手羽先の詰めもの揚げ


荷葉とははすの葉のこと。
ですから、本来は小青菜ではなく、
はすの葉を並べた上に手羽先を盛ります。
はすの葉は手に入りにくいので
小青菜を使いましたが、
笹にしてもよいでしょう。
笹も香りがよいのですが、
はすの葉もとてもよい香りで、
手に入るなら、
ぜひ使ってみてください。

手羽先の詰めもの揚げ

手羽先は、日本では安いのですが、台湾ではごちそうで、
お客さまには手羽先をいちばんおいしい部分としてまずすすめます。
なにしろ、運動が激しい部分なので、脂が少なくて堅さも適度、
味がよいのですが、一羽の鶏からは2個しか取れないのですから、
鶏料理としてはいちばんのごちそうというわけです。
中国の人にとっては、最もおいしいのは手羽先、
ささみなどは問題にしません。
ささみは子どものものとさえ思われているくらいです。


材料
手羽先 10個
手羽先下ごしらえ用
酒・ごま油 各小さじ1
小さじ3分の1
こしょう 少々
その他材料
ハム 2切れ
干し椎茸 2枚
小青菜(中国野菜) 1束
1個
大さじ1と2分の1
小さじ3分の1
小麦粉 大さじ4
大さじ3
揚げ油 適宜


作り方
1. 手羽先はゆがいてから包丁で縦に切れ目を入れ、そこから骨を抜き、酒、塩、ごま油をこすりつけ、こしょうをまぶします。
2. もどして石づきを取った椎茸とハムを手羽先より少し短かめの棒状に切り、手羽先の切れ目に押し込みます。
3. 小麦粉に溶き卵、油、塩、水を加えて同じ方向によく混ぜ、少し堅めの衣を作ります。
4. 揚げ油を中温に熱し、手羽先に衣をつけてゆっくりきつね色に揚げます。
5. 青菜は、青い部分だけをさっとゆで、水にさらしてからふきんで水けをふき、皿の周囲に並べ、手羽先を中心に盛ります。


調理のポイント
手羽先はゆがいてから下味をつけておきます。
衣は同じ方向によく混ぜること。やや堅めに作るとよいでしょう。
揚げ油はたっぷり用います。中温で、中まで火が通るようにゆっくり揚げます。

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