この広東風焼き豚は、一度下ゆでをします。
ここではガスの火で焼いていますが、
オーブンで焼いても、油で揚げてもかまいません。
オーブンの場合は焼くのと同じ20分から25分間、
揚げる場合は弱火で15分間ほどで仕上がります。
いずれの場合も、
ときどきたれをぬることを忘れないようにしてください。
焦げめをつけたほうがおいしいのですが、
たれをくり返しぬることによって、
焦げめはますますおいしくなるからです。
豚ヒレのかわりに肩ロース肉を使ってもかまいませんが、
その場合は金串をさしやすい形に切って用います。
また、ここでは食紅をぬって色を赤くしていますが、
これはなくてもかまいません。
つけ合わせは、中国パセリと大根、にんじん、
きゅうりの浅漬けです。
浅漬けは、材料を乱切りにし、塩を少々かけてもみ、
1時間くらいおいてしんなりさせたものを水でさっと洗い、
水けをふき取ります。
酢と砂糖を6対2に合わせたものに
しょうがの薄切りと赤唐辛子のみじん切りを入れ、
ここへ水けをふき取った野菜を加えて混ぜ、
6時間ほど漬けたものです。
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