今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第47回

白身魚のゼリー固め  白身魚のゼリー固め


白、赤、緑、黄と彩りのよい具を
水晶のようなぜラチンで固めた水晶魚、
とてもきれいで、
つるりと喉ごしもなめらかな魚料理です。
夏の暑い日のおもてなしにいかがでしょうか。
前の晩に作って
冷蔵庫に入れておけばよいので、
いっそうおもてなしにはぴったりです。
白身魚のゼリー固め

魚は、いしもち、あいなめ、いさきなどの白身魚、
それもあまり大きくないものを使ってください。
大きいと、姿ごと流し箱に入れることが難しくなります。
それに、いかやえびなど、具もいろいろ取り含わせますから、
魚自体はあまり大きくなくてもよいと悪います。
スープは、できれば鶏から取ったものにしたいところですが、
固形のスープの素などでもよいでしょう。
また、ぎんなんのかわりにグリンピースにしてもきれいです。
この場合は、緑が入ったわけですから、
パセリは入れる必要はありません。
しょうがは必ず入れます。
これは魚の生臭みを除き、香りをつけるために入れるのです。

魚の身、いか、えびはゆですぎはいけません。
沸騰湯に入れたら、色が変わる程度、さっとゆでればよいのです。
ゆですぎると、堅くなったり、パサパサしてしまいます。
しっとりとなめらかな舌ざわりを
大切にしていただきたいと思います。



材料
白身魚 中1尾
小えび 10尾
いか 2分の1ぱい
スープ 4カップ
ぎんなん 小1缶
中国パセリ 少々
しょうが 1片
ゼラチン(粉) 4袋
片栗粉 少々
サラダ菜 少々
調味料
揚げ油 適宜
塩・こしょう 各少々


作り方
1. 白身魚は頭と尾をつけたまま三枚におろします。頭と尾のついた骨にまんべんなく片栗粉をまぶし、熱した油でカラリと揚げます。
身は皮と小骨を取り、1センチくらいの角切りにします。
2. いかと殼と背わたを取った小えびも、魚の身と同じくらいの大きさに切ります。
3. 5〜6カップの湯を沸騰させ、魚、いか、えびを入れ、さっとゆでてざるに取り、塩とこしょうをふって10分間ほどそのままおきます。
4. ゼラチンの粉はスープ1カップでよく溶かしておきます。

5.

スープ3カップを火にかけて温め、(4)に加えてよく混ぜ、塩小さじ1、こしょう各少々を加えます。

6.

魚が入る大きさの流し箱に油を薄くぬり、中心に揚げた骨を入れ、まわりに魚の身といか、えび、ぎんなん、せん切りのしょうが、パセリを混ぜて詰め、(5)を流し入れます。

7.

冷蔵庫に入れて一晩冷やし固め、型から出してサラダ菜を敷いた皿に盛ります。


調理のポイント
材料は全部同じくらいの大きさに切ると、仕上がりが美しくなります。
魚、えび、いかはゆですぎないこと。さっとゆでて、色が変わるくらいで取り出します。

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