そら豆は塩と油を入れた湯でゆでます。
日本では塩だけですが、油と縁の深い中国料理では、
下ゆでのときに油を入れるのです。
油を入れると、色も艶もとてもきれいになりますし、
いずれ炒めるわけですから、ゆでた豆に油けがあっても、
さしつかえないわけです。
これは、さやいんげんやさやえんどう、
青菜をゆでるときも同じことです。
つまり青味と艶を増すためですから、
白い野菜をゆでるときには、油は入れません。
油通ししたささみが固まってしまっていたら、
炒める前にほぐしてください。
銀糸がからまってしまっていたら台無しですから。
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