今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第42回

鶏ささみとカリフラワーのスープ 　鶏ささみとカリフラワーのスープ

あっさりとした
白くきれいなスープです。
ささみは、筋をよく取ってから
なるべく細かく、
形がなくなるまでたたきます。
筋を取っておかないと
まな板にくっついてしまいますので、
忘れずに取ってください。		 鶏ささみとカリフラワーのスープ
ひき肉を使えば楽と思われるでしようが、
ひき肉は筋も一緒にひいてしまうので、
どうしても堅くなってしまい、なめらかなスープになりません。
たたくほうがずっとおいしくでき上がります。
ささみを水につけてしばらくおくのは、味を水に出すためです。
煮ても味は出ますが、長く煮ると堅くなりますので、
煮るのはなるべく短くしたいからです。

このスープは泡立てた卵白が柔らかいことも
おいしさのポイントですから、スープがさめても、
そのまま温め直すのは禁物です。
そうすると卵白が固まってしまうからです。
もし温めるなら、卵白は取り出し、スープだけ温めて、
もどすようにしてください。


材料
鶏ささみ 400グラム
カリフラワー ２分の１個
長ねぎ １本
パセリ 少々
ハム 少々
卵白 ４個分
調味料
塩 少々
こしょう 少々
片栗粉 小さじ４
ラード 大さじ１


作り方
１. ささみの筋を取り、なるべく細かく切って、包丁で形がなくなるまでたたきます。
２. 鍋に水を６カップ入れ、ささみを入れて２〜３時間そのままおきます。
３. カリフラワーは、花のところだけをできるだけ小さく割り、塩少々を加えた湯に入れ沸騰してから少しゆで、水にさらして水けをきります。
４. ねぎは４〜６センチの長さに切り、つぶして２分の１カップの水に20分間つけ、ねぎの水けをこのつけ水の中に絞って入れ、水だけささみの鍋に加えます。
５. 鍋を火にかけ、片栗粉、塩、こしょう、ラードを加え、片粟粉が沈まないようにかき混ぜ続け、のりを作るようにとろとろになるまで弱火で煮ます。
６. カリフラワーを入れ、熱くなるまでさらにかき混ぜ続けます。
７. 卵白はよく泡立て、熱くなったスープに入れ、ひと混ぜして沸騰したらすぐ火から下ろし、器に移します。
８. パセリとハムのみじん切りを散らします。


調理のポイント
ささみは、筋を取ってからたたき、形がなくなるまで細かくします。たたいたささみは、水につけて味を出してから煮ます。こうすると煮る時間が短縮し、ささみが堅くなりません。
ささみもカリフラワーもなるべく小さくするとなめらかなスープになります。
泡立てた卵白は煮すぎないように最後に入れます。

←前回記事へ 2004年2月18日（水） 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイＱさんＱさんデス」
ホーム		 最新記事へ