第1057回
逞しく生きておられる人の姿は心を打ちます
北京で中国人社会の中に入って
生活されている日本人女性の方から、
セミナーに参加いただいた人たちで
運営しているネット交流に
参加させてください
というご要望をいただきましたので、
ネット交流に参加していただき、
自己紹介していただきましたが、
さらに、今の生活に至るまでの足取りを
次のようにご説明してくださいました。
「私が初めて中国を訪れたのは、
学生であった94年のことで、
上海准海路の音楽学院内の中国語クラスに
1ヶ月留学しました。
それ以来、中国の魅力にはまり、
休みのたびに中国旅行に出かけ、
大学卒業後は、
当時盛んに中国進出していたヤオハンという
スーパーに就職しました。
しかし就職1年余りでヤオハンが
倒産の憂き目に遭い、その後、
いくつかの会社を転々とした後、
派遣社員をしながら日本語教師になるための
専門学校に通い始めました。
そして資格取得後、
大阪にある日本語学校に就職し、
日本で2年、中国瀋陽の大学で1年、
計3年、日本語を教えていました。
いま仕事はしていませんが、
またこちらでボチボチ
職を探したいと思っています。
中国株、不動産、日本語教師、起業、
その他いろんなことに
興味を持っています。
なにぶん若輩者ですので、
皆さんとの交流を通じて、
いろいろ勉強させていただければ
と思っております。
なにとぞよろしくお願いします。」
学校を卒業して就職したヤオハンが
1年後に倒産し、ショックを
受けられたことでしょうが、
それを乗り越え、
逞しく生きておられる姿が浮かんできます。
一生懸命生きておられる人の姿には
心を打たれるところがあります。
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