第999回
虚心坦懐に話し合える場づくりが行動の出発点

いまは交流を深めるための道具が
いろいろそろっています。
セミナーをひらいたあと
参加された人たちにお願いすると
出来合いのソフトを使うことで
ネットを通して交流を図ることが
簡単にできます。

北京でセミナーを開く前でしたか、
これから中国の各地で活動している人たちと
日本国内で活動している人たちとの交流が
活発になるのではないかと思い、
中国で働いている友人たちにお願いして、
日中の交流を深めるための掲示板を
用意していただきました。

最初は書き込む人もおっかなびっくりで
多少、及び腰のところがありましたが
次第に書き込みが多くなり、
日本国内で活動している人たちが
意見をかわす掲示板に勝るとも劣らない形で
意見交換が活発に行われるようになりました。

そして、ネットを通しての交流にとどまらず、
最近ではあちこちで実際にあって
懇親する場面が増えてきているようです。
例えば、香港では、セミナーのあと、
香港で活動する人たちと
広東省で働く人たちが一緒に集まって
懇親する会がもうけられたそうです。

考えてみれば、
志を同じくする人たちが
胸襟をひらいて虚心坦懐に
話し合う場を創り出したい
というのが私の願いで、
そう思って動いてきましたから、
このように、心の友と
交流する場面が増えてきている
というのは大きな喜びです。