Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第970回
“中関村”は多くの人が集まるところです

北京のITのメッカ、
「中関村」を一目みたいと思って、
市内の野海淀区(カイティエンクー)で、
「公共汽車」(バス)に乗り
最寄りの停留所でバスをおりました。
道案内をしてくれる友人の松尾さんの誘導で
停留所から少し歩きました。

周囲を見まわすと、
塀越しに道路の横には、
レンガ積みでできた建物が壊され、
ところどころに張り出されたポスターから
新しいマンションが建ちならぶ計画が
進行している様子が見てとれます。
しばらくすると、広い交差点にでました。
立派な建物が建ち並び
大勢の人が行き来しています。
ここが中国のシリコン・バレー、
あるいは中国の秋葉原といわれる
「中関村」の一角であることがわかりました。

人の流れに吸い込まれるように、
大勢の人が集まっている方向に足を運ぶと、
高いビルがそびえたっています。
そのそばに野外ステージが設けられ
若いお嬢さんが舞台の上で
歌ったり踊ったりしています。

舞台の前には黒山の人だかりができ、
お嬢さんが、ときおり観客の方に向かって
何か黒いものを投げかけます。
あれはなんだろうと思っていたら
「投げているのは
 パソコンのマウスを動かすときに使うマットですね」と
一緒だった人が教えてくれました。

そして、このステージのそばに立つ、
ビルの中に入りました。
エスカレーターに乗って、各階をみてまわり、
小さな店がぎっしり並んでいる光景を見ました。
昨年の今頃、この地を訪ねた友人が
「秋葉原のラジオ会館のように、
 小さなお店が沢山入っています」
と伝えてくれていましたが、
このビルの中のことを
言っていたんだなあと納得がいきました。

ビルから外に出て、
改めて周囲を観察すると、
あちこちに新しい建物が建てられています。
中関村はこれから大きく発展する
場所なのだと感じました。


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