Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第958回
三全公寓さん、こんにちは!

私と妻は3月17日の午後、
成田空港を発ちました。
前日の夜、北京の大学に留学中の
松尾勝さんから電話をいただき、
「日高修さん(上海短期留学が機縁になって
 中国で働くことになった青年)と
 三全公寓でお待ちしています」
と連絡いただきました。

プライベートな用件で外国に行くのに
行く先で迎えてくださる人がいるというのは、
生まれて初めてのことで、
「ありがたいなあ」と思いながら成田を発ち、
4時間のフライトを経て
北京の空港に到着しました。

そして、松尾さんがつくってくれた
三全公寓行きの文章と地図のコピーを
バッグから取り出し、
片手に握って空港に出ると、
妻が、多くの出迎えの人の中から目ざとく、
松尾さんを発見しました。

どうして妻が
松尾さんを発見できたかというと、
松尾さんが北京に留学する前に
セミナー仲間が東京、新橋の北京料理店で
歓送会をひらいたのですが、
その際、私がセミナーでどういう人たちと
一緒に勉強しているのか、
妻に見てもらっておくのがいいと思って
出席してもらい、そのため妻は
松尾さんと顔見知りになっていたのです。

そのときは、まさか北京に出てきて
セミナーを開くことになるとは、
思いもしなかったのですが、おかげで、
私たちは北京の事情に詳しい留学生に
案内していただくということになり
三全公寓に向かうことができました。
針葉樹に囲まれた高速道路を
20分程度車で走った後に三全公寓につきました。

三全公寓は広い塀でかこまれ、
塀には、中国式の服装をした
ガードマンが立っていました。
挨拶をうけて、マンションに入りますと
建物の中にはいる大きなドアのそばには、
ガードマンと似た服装をしているものの
役割はドアボーイの青年がいて、
その青年にドアを開けていただいて、
マンションのなかに入りました。

入り口近くに、受付があり、
2、3人の女性が応対してくださいました。
日本語で「今晩は。よろしくお願いします」
と挨拶しますと、日本語がわかる女性が
さっと対応してくださり、
私は自己紹介をして、女性に
「日本語お上手ですね。
 日本人ですか?こちらは長いのですか?」
とうかがうと、
「はい日本人です。
 私は中国人と結婚していて、中国にすんでいます」
とのことでした。

憧れの三全公寓に着いたという実感が
じわりじわりと湧いてきました。


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